2007年09月28日

ハイエンドGPUの行く末

nVidiaの次期ハイエンドGPUも、一つの実装形態として
マルチGPUが検討されているようです。

【ニュースサイト】
北森瓦版
NVIDIA ハイエンドGPUの行く末〜D8EとD9E

AMD(ATI)も、同時期にハイエンドでRV670によるマルチGPUを
検討しているようですが、

これは普及しつつあるVista Aeroで多くのアプリケーションが
GPUのシェーダを活用した描画の恩恵を受けられるようになり、
OSの描画においてもマルチGPUがパフォーマンス的にも
将来的に意味のあるソリューションになりつつあるのと、
2チップ化することでよりよい電力制御を実現する両方の
側面がありそうです。
ハイエンドGPUのダイサイズを縮小したいと考えているのは
AMDもnVidiaも同じでしょうね。

今後、高速な描画を行いながら、GPGPUにより数値演算処理を
平行して行う等、描画用GPU/演算用GPU等の様に
機能的に複数のGPUを使い分ける事も出てきそうです。
(その方が実装しやすいですし、パフォーマンスを保障しやすい)

問題は、コストだけでしょうが、ハイエンドGPUだけを
捕らえればペイできるでしょう。

パフォーマンス的な側面/発熱・電力的な側面双方で
マルチGPUは、思っている以上に必然になりつつあるのかも
知れませんね。環境は整いつつあります。
posted by ぽっぽファクトリー at 03:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | PCハードウェア
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/5620046
※言及リンクのないトラックバックは受信されません。

この記事へのトラックバック