2007年09月23日

国際共同制作ドラマ/スーパーストーム 第2話

NHK総合TV/衛星ハイビジョンで放送中の

NHK(日本)
BBC(イギリス)
Discovery Channel(アメリカ)
ProSieben(ドイツ)

による
国際共同制作ドラマ スーパーストーム(SUPERSTORM)
第2話を迎えました。


予想通りの展開だったのですが、
気象操作を軍事的に用いようとする動きがあるのは事実です。

ただし、個人的な印象でございますが、
気象現象は、地球上で起こる全ての現象が複雑に
絡み合って出来ているもので、
その予測/解析は現実的に不可能であると言っても良く、
何か一つでも予測外の事が発生すれば、
その先の予測はその相乗効果により
複雑に分岐していくわけです。
その予測の確実性は、どこまで確かなのでしょうか?
確実に可能であれば週間天気予報が
今のような精度であるはずがありません。

また、例えば、日本へ接近する台風の進路を変える為には、
人為的に低気圧を発生させたり、
周辺の高気圧を弱めたり強めたりする必要がありますが、
それを行う為にはドラマ内のように1日前のような時期では
間に合うはずもありません。
ここはこのドラマを見ていて「ぇー」な所でした。
決断遅いよ!! そして何なの?
あの寒冷前線の爆速移動は...(笑)

まぁ、ドラマなので... (´Д`;)

まして、台風の進路に影響を与えるような
低気圧を発生させようものなら、その低気圧の
維持・発達に必要な暖気/寒気の供給が必要になり、
そのような制御が持続的に行えるとは到底思えません。

仮に可能であったとしても、そこへ投入しなくてはならない
エネルギーは膨大であり、コスト的にペイできないと
思われます。
(意のままに制御するのであれば、その周りの気象条件も
確実に制御しなければならない。)
posted by ぽっぽファクトリー at 00:15 | Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽・ドラマ・映画
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