NHK(日本)
BBC(イギリス)
Discovery Channel(アメリカ)
ProSieben(ドイツ)
による
国際共同制作ドラマ スーパーストーム(SUPERSTORM)が
第2話を迎えました。

予想通りの展開だったのですが、
気象操作を軍事的に用いようとする動きがあるのは事実です。
ただし、個人的な印象でございますが、
気象現象は、地球上で起こる全ての現象が複雑に
絡み合って出来ているもので、
その予測/解析は現実的に不可能であると言っても良く、
何か一つでも予測外の事が発生すれば、
その先の予測はその相乗効果により
複雑に分岐していくわけです。
その予測の確実性は、どこまで確かなのでしょうか?
確実に可能であれば週間天気予報が
今のような精度であるはずがありません。
また、例えば、日本へ接近する台風の進路を変える為には、
人為的に低気圧を発生させたり、
周辺の高気圧を弱めたり強めたりする必要がありますが、
それを行う為にはドラマ内のように1日前のような時期では
間に合うはずもありません。
ここはこのドラマを見ていて「ぇー」な所でした。
決断遅いよ!! そして何なの?
あの寒冷前線の爆速移動は...(笑)
まぁ、ドラマなので... (´Д`;)
まして、台風の進路に影響を与えるような
低気圧を発生させようものなら、その低気圧の
維持・発達に必要な暖気/寒気の供給が必要になり、
そのような制御が持続的に行えるとは到底思えません。
仮に可能であったとしても、そこへ投入しなくてはならない
エネルギーは膨大であり、コスト的にペイできないと
思われます。
(意のままに制御するのであれば、その周りの気象条件も
確実に制御しなければならない。)