2010年11月03日

22nmプロセスでIntelが受託製造/Achronix FPGA Speedster22iを製造

 Intelが現在建設中の22nm製造プロセスFabで、外部会社半導体の委託製造を行うようです。製造されるのは、FPGA業界として新興企業のAchronix Semiconductorが開発した Speedster で、最近のIntel社のFabで他社ベンダの製品を製造するのは初めての試みとなります。
 Achronix は、22nm Fabで製造された製品を Speedster22i としてリリースを予定しています。リリースが事実なら、FPGAで問題となっている消費電力を抑えながら、最大動作周波数1GHz以上のFPGAの投入となりそうです。

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 Intelとしては、Fab製造コストを従来は単価が高く市場シェアの高いCPUで回収し、自社のチップセットやLANなど周辺回路へ順次移管するビジネスモデルを築いていますが、今後はGPUやチップセット機能の大部分がCPUへ統合される事が予想され、Fab製造コスト回収のリスクを下げる試みの一つかも知れません。
 製造されるのは、FPGAでしかもAlteraXilinxではなくAchronixであり、市場規模は小さく体制には影響を与えるものではありません。Intelとしては、自社の競争力確保を考えると、最新プロセスルールで他社競合製品(CPU・GPU)を製造する事は考えにくいですが、ある程度償却の終わった1世代前のFabについてはTSMCやUMC、GLOBALFOUNDRIESのようにバルクプロセスとして受け入れていく事もあるのかも知れません。
posted by ぽっぽファクトリー at 00:43 | Comment(0) | TrackBack(0) | 組み込み・回路設計
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