2008年12月17日

AMD/強力にATI Stream及びOpenCLを推進

AMDは、NVIDIA CUDAに対抗する形でATI Streamを提供し、
ATI Stream SDKの公開とGPUドライバ「Catalyst」でのサポートを
開始しましたが、過去の歴史を見ると、数少ない例外を除き
独自規格は最終的には標準規格に取って代わられた事を示し、
「OpenCL」を強力に推進していく事を明らかにしました。
現在、GPGPUはGPUベンダ依存性が非常に高い技術ですが、
GPUの仮想化が進む中、CUDAやATI Streamも将来的には
フェードアウトしていくでしょう。

【関連記事】
PC Watch
AMD、ATI Streamの展開を解説
〜2009年上半期中にOpenCLをサポート


OpenCLは、開発者が意識することなくCPUとGPUを同時に扱え、
かつLinuxを中心としたGUIの描画規格OpenGLとの親和性も
高いことから、OpenCLに強いフォーカスをあて、パフォーマンス
で主導権を取れれば、AMDのGPU統合CPU「Fusion」戦略
中核を担うインターフェイスとなりそうです。
posted by ぽっぽファクトリー at 00:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | ソフトウェア開発
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