AMDは、NVIDIA CUDAに対抗する形でATI Streamを提供し、
ATI Stream SDKの公開とGPUドライバ「Catalyst」でのサポートを
開始しましたが、過去の歴史を見ると、数少ない例外を除き
独自規格は最終的には標準規格に取って代わられた事を示し、
「OpenCL」を強力に推進していく事を明らかにしました。
現在、GPGPUはGPUベンダ依存性が非常に高い技術ですが、
GPUの仮想化が進む中、CUDAやATI Streamも将来的には
フェードアウトしていくでしょう。
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AMD、ATI Streamの展開を解説
〜2009年上半期中にOpenCLをサポート
OpenCLは、開発者が意識することなくCPUとGPUを同時に扱え、
かつLinuxを中心としたGUIの描画規格OpenGLとの親和性も
高いことから、OpenCLに強いフォーカスをあて、パフォーマンス
で主導権を取れれば、AMDのGPU統合CPU「Fusion」戦略の
中核を担うインターフェイスとなりそうです。
2008年12月17日
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