公開されたばかりのGPGPU開発環境CUDA 2.0をベースに、
以前からアナウンスがあった「TMPGEnc 4.0 XPress」での
GPGPUサポートにおける高速化の成果が公表されました。
フィルタ処理への実装のみですが、負荷が軽いと
CPU単体SIMDの方が高速ですが、負荷が重くなるとGPGPUの
ベクタ演算性能が発揮される格好です。
エンコーダ本体への実装も今後検討されるという事で、
更なる高速化が期待できます。
【関連ページ】
北森瓦版
NVIDIA CUDAでVideo Processing Solutionが
446%高速化された
PC Watch
ペガシス、「TMPGEnc 4.0 XPress」に
NVIDIA GPUエンコードを実装へ
〜まずフィルタ処理に実装、重い処理が増えるほど効果的
実行には、CUDAサポートドライバとXP以降のOS、
NVIDIA CUDAサポートGPUが必要となりますので、汎用性は
失われますが、速度が飛躍的に向上するのであれば、
導入検討の価値はあると思います。ただし、GeForce GTX 260
GPUでの結果ですので、それ以外のミドルレンジGPUでは
CPUとの差は大きく縮まるかも知れません。