天気予報／数値モデルを基にしたシミュレーション

現在の天気予報は、数値モデルを基にした
シミュレーションにより成り立っています。

そのシミュレーションモデルには様々なものがあり、
気象庁のモデル(GSM)の他に、GFS(アメリカ環境予報局)や
KMA(韓国)といったモデルがあります。
そして、各モデルにはよく見ていると癖があります。

KMAは「妄想か」と思ってしまうような結果になる事が
ありますが、GSMやGFSは”どっちもどっち”といった
所でしょうか？
逆に言えば、各モデルが一致した傾向を示唆する場合、
その結果には、より信憑性が増してきます。

ところで2007年11月21日より、気象庁のモデル(GSM)が
新しくなり、今まで地球全体を60キロ間隔に区切って
計算していたのが、20キロ間隔へと細分化されました♪

これによる精度向上への具体的な寄与は定かでは
ありませんが、基本的には
各エリアにおける気圧、温度、湿度、風向、風速、地形等の
様々なパラメータを基に計算された
仮想地球のシミュレーション結果であり、
そのまま鵜呑みには出来ません。

シミュレーション結果の精度を向上させるには、
20キロ間隔のものを、10キロ → 5キロ →→ 1cmと
細かくしていけば良く、極論を言えば微分・偏微分から、
未来を正確に余地する事ができる．．．ように思えます。
仮想地球をそれこそ、地球シミュレータのような
スーパーコンピュータでシミュレーションすれば、
未来を手に取るように予測できるのでしょうか？

この発想は”ラプラスの悪魔”そのものですが、
Wikipedia にもあるように、量子力学から
原子の位置と運動量の両方を、正確に把握する事は
原理的に不可能である事が結論付けられています。
（不確定性原理と言うらしい)
これにより、未来を正確に予知する事は理論的に
できなくなった訳ですが、
因果律とか量子力学とか、SFの世界みたいな
話で、考えるだけでもワクワクしてしまいます。

日本全国Web地図でダムめぐり／DamMaps

絵になる身近な風景”ダム”。

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立ち寄ってみたい．．．そんな貴方にお奨めの
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ジャパンネット銀行／入金手数料の無料基準引き下げ

ネット銀行としては古株のジャパンネット銀行が
2007年12月3日（月曜日）から三井住友銀行、＠B∧NK、
セブン銀行からのATMでの入金手数料を変更します。
従来５万円以上が無料だったのが３万円以上へと
条件を引き下げるようです。

入金なんだからお金取るなよ．．．とも思いますが、
ATMを自前で持っていないネット銀行のデメリットとも
言えます。（無料のネット銀行もありますが）

日程的に、イーバンク銀行のATM手数料・有料化と
合わせている感もあります。

ネット銀行では、現在の所、ATM手数料が24時間完全無料な
住信SBIネット銀行が条件が良いですね。

ATM手数料と預金金利・他行への振り込み条件などを見て
自分好みの銀行を選びましょう。

Intel“Menlow”／In-Order実行が低消費電力の秘密！？

Intelが2008年にリリースを予定している、低消費電力の
プラットフォーム“Menlow”では、
イン・オーダー実行 ＋ HTテクノロジを採用するようです。

【関連リンク先】
PC Watch
見えてきたSilverthorneプロセッサの
超低消費電力の秘密

最近のイン・オーダー実行のPC用プロセッサは、
VIA C3シリーズがありました。C3の発想は、
スーパースカラ・分岐予測やアウト・オブ・オーダ等の
比較的複雑なフロントエンドを組み入れるよりも、
回路ゲートを1次キャッシュ等に割り振った方が、
消費電力＋性能的にリーズナブルであるというものでした。

Intelの“Menlow”は、HTテクノロジを付加し、
並列性を持ったアプリケーションでの演算器の
利用効率を高め、相対的なパフォーマンスを
救済しようとするものです。
(シングルスレッドでは、性能が伸びない)

この考え方を発展させていくと、現在
例えば、PLAYSTATION 3(PS3)やXbox 360は、
CPUコアそのものは比較的シンプルに構成されており、
電源効率が悪く実装が比較的複雑になる
アウト・オブ・オーダ型実行だけが、
今後のCPUアーキテクチャの答えではないかも知れません。

組込みソフトウェア技術者教育／NEXCESSブログ

名古屋大学で文部科学省の科学技術振興調整費によって
行われている社会人向け組込みソフトウェア技術者教育
「NEXCESS」のスタッフが運営するBlogがスタートしました。

【関連リンク先】
名古屋大学
組込みソフトウェア技術者人材養成プログラム
NEXCESSブログ

現在、コンテンツとして

1. 組込みソフトウェア定点観測
2. C++言語TIPS
3. リアルタイムOSの内部構造を見てみよう

があり、各講師陣が週１程度のペースで寄稿するようです。
組込みでのC++言語TIPSは、少し興味があります。
組み込みといっても、カーナビゲーションや携帯電話等
大規模なものは、やっぱりC++なんでしょうかね？
でも、1チップマイコンでOSが無い場合は、
今後も当分はC言語でしょう。
個人的には、下手に枯れてない環境でC++で書いて、
コンパイラのデバッグをするのは、仕事では勘弁です。

科学技術振興調整費による活動としては、
来年、いよいよ最終年度を迎えます。
再来年以降、法人化もしくは他教育機関との連携を
図りながら、「NEXCESS」としての継続した運営を
目指しているようです。
来年以降の取り組みにも、期待しましょう。

OSのポーティングとか、組み込みソフト屋を名乗るなら、
一度は経験しておきたいところ。