2007年09月26日

展示対応の罠

展示会の為の対応でバタバタしています。
仕様がどんどん変わっていき、最初は

1024× 768ドット(XGA) 10.4インチ(タッチパネル)

だったのが、タッチパネルが止めになり

1920×1200ドット(WUXGA) 24インチワイド

そして、さらに大きな30インチモニタ

2560×1600ドット(WQXGA) 30インチワイド

というトンでも案が出てきました。デカイよ(笑)

最初は、ノートPCの外部アナログRGB出力を
検討していたのですが
ノートPCの外部アナログRGB出力で

1920×1200ドット(WUXGA)
2560×1600ドット(WQXGA)

の外部出力ができる機種がそうそう無いので
スペースを確保してデスクトップに機種変更か。
デスクトップならアナログRGB出力じゃなくて
デジタル出力ですね。絶対綺麗ですし。

1920×1200ドット(WUXGA)
2560×1600ドット(WQXGA)

とか平気で言ってますけど、このサイズの”動画”を再生する
プログラムを作成しなければなりません。
32bitカラーで、少し真面目に計算してみる罠。

1920*1200*4=9216000Byte

30fpsとして

9216000*30=276480000Byte/s (約263.67MByte/秒)

この時点で、無圧縮動画再生は絶対にあり得ない罠。
MPEG4系のコーデックか、H.264でしょうかね。
無圧縮動画の破壊力は強烈です(涙)
サイズだけ見ても、圧縮技術を考えた人はやっぱり凄いよ。

そもそも、そんなにデカイ解像度の動画ファイルを
作成する意味が無いと思うので、
解像度落として動画を作成して軽いローパスフィルタを通して
エッジをぼかして綺麗に拡大表示とか、
そういう手段しかありません。
とりあえず、DirectX VMR9で実装しておいて
良かったと思いました。


仕様に振り回されて、商社には見積もりお願いを乱発。
だいぶ、お疲れモードです。

もう少しなので、みんなで協力して事態の打開を図ります!!
posted by ぽっぽファクトリー at 01:02 | Comment(0) | TrackBack(0) | ソフトウェア開発