DirectXで画像がボケる件ですが、
GraphEditと睨めっこしながら、いろいろと調べてみました。
現状、BMPファイルをロードすると
Generate Still Video→
Color Space Converter→
Video Renderer
の構成ととなりますが、どうやら
Video Rendererを使うと画像がボケるようです。
Video Rendererの変わりに手動で
Video Mixing Renderer 9を使うとフィルタの入らない
画像となりました。

DirectShowを使ったソフトでは
再生するために使うフィルタ(コーデック/デコーダ等)を
選択する時に、メリット値の大きいものから試行しますが、
デフォルトでは、Video Rendererの方が
Video Mixing Renderer 9よりもメリット値が大きいため、
多くのソフトではVideo Rendererが優先的に使われている?
事が解りました。
このメリット値を変更するツールとして、
DirectShow Filter Toolという
素晴らしいツールがあります。
このツールでVideo Mixing Renderer 9のメリット値を
0x00900000とVideo Rendererより大きな値にした所、
Video Mixing Renderer 9が優先的に使われるようになり、
Windows Media Playerでもフィルタの入らない
画像が表示されるようになりました。
これらの設定は、PowerPoint に埋め込んだムービーを
再生する際に真っ黒になったりする現象の回避にも
使えるようです。
【参考リンク】
デュアルディスプレイでの動画再生一つ勉強になりました。(´ー`)
... でも自分で作成したソフトではVideo Mixing Renderer 9を
選択しても画像がボケる件は解決しませんでした。
まだ他に罠がありそうな予感。もう少し調べてみます。
けど、納期までに時間切れならそのままで〜。
(たぶん、動画再生なので、誰も気がつかないし...)
posted by ぽっぽファクトリー at 00:21
|
Comment(0)
|
TrackBack(0)
|
ソフトウェア開発